コラム

家族は運命共同体?兄弟がピンチの時、助けるべきか問題。

こんにちは。

握廻リアスです。

 

あなたに兄弟はいますか?

 

お互いに自立していて、

必要な時に支え合えるなら

心強い存在ですが、

 

その兄弟が

トラブルメーカーだったり、

多大な支援を必要とするなら、

悩みの種となることもあります。

 

今回は

困っている兄弟を

どこまで助けるべきか問題について、

書いてみたいと思います。

 

自身の現状から判断する

 

気持ち

あなたに

その兄弟を助けたい

という気持ちはありますか?

 

これまで親に良くしてもらったから

恩返しになるなら兄弟を助けたい

 

可愛い妹のためだから助けたい等、

 

ポジティブな気持ちで

手助けできるなら良いのですが、

 

どうして私が助けないといけないの?

そんな無茶を言われても困る!

 

と思ってしまったなら、

 

後々後悔する可能性が高いため

キッパリ断った方が無難です。

 

誰がなんと言おうと、

あなたの人生ですから、

 

情に流されたり、

世間体を気にしたりすることは

やめましょう。

 

生活面

あなたは

日々の生活に困っていませんか?

 

経済、身体、精神、、、

 

ご自身が何らかの問題を抱えているなら、

兄弟を助けることはおすすめできません。

 

人助けが成立するのは、

基本的な欲求が100%満たされていて、

余力があるときだけです。

 

マズローの欲求5段階説で言えば、

最低でも

生理的欲求

生存のための基本的な欲求

(食欲、睡眠欲など)

 

安全欲求

心身の安全性に対する欲求

(健康、経済的安定性など)

 

が満たされているかどうか?

確認してみてください。

 

満たされていないなら

あなたも支援を受ける側です。

 

何かが不足している中

他者に分け与えるのは、

自身を苦しめる結果にしか

ならないことを知りましょう。

 

よくある問題

ここでは2つの兄弟問題を挙げます。

 

あなたには関係のないテーマなら、

読み飛ばししてください。

 

学費

社会人の兄姉に

弟妹の学費をお願いするケースは

よくあります。

 

大学や専門学校の学費は高く、

両親が健在でも

簡単に用意できないことは事実ですが、

これは断っていい代表例です。

 

大前提として、

学費を用意するのは親の役割です。

兄弟の役割ではありません。

 

また、

奨学金を借りるという方法、

働いて学費を貯めてから進学する

という方法もあります。

 

借金をせず、

若いうちに進学すること

が望ましい

は理想論としてありますが、

 

助けなくてもなんとかなる案件です。

 

無理に背負う必要はないでしょう。

 

きょうだい児

きょうだい児とは、

心身に疾患や障害のある兄弟姉妹をもつ子

のことを指しますが、

ここでは子どもに限定しないで話を進めます。

 

疾患や障害を持つ子を授かった親は、

将来的にその子の面倒を任せられるようにと、

新たな子を産むことがあります。

 

兄弟で助け合って欲しいという気持ちも

理解できなくはありませんが、

きょうだい児となる子には多大な負担がかかります。

 

大人になった彼らは、親の意向で

兄弟の介護や金銭的支援などを

強いられることがあるのです。

 

優しい人なら、

親の望みを受け入れてしまいそうですよね、、、

 

ただ、

兄弟を支えることで

仕事や結婚に支障が出る可能性は

大いにあります。

 

「親の頼みを断りづらい」

「施設に預けるのはかわいそう」

などと気に病む必要はありません。

 

兄弟の面倒が見られないなら

「できない」

とはっきり親に伝えましょう。

 

もちろん、

面倒が見られない=縁を切る

ではありませんから、

 

兄弟の将来について

親と一緒に考えてあげたり

兄弟とたまに会う関係が築ければ

望ましいかもしれません。

 

 

法律、制度を知る

ところで、

兄弟の面倒は

【法律的に】

見なければならないものなのでしょうか?

 

民法では、

兄弟の扶養義務が明記されていますが、

その種類は「生活扶助義務」です。

 

自身に余力がある場合に、

その余力の範囲内で、

扶養する義務を負うに過ぎないのです。

 

つまり、自身が

配偶者や子との生活で金銭的に精一杯なら、

兄弟を助ける義務はない

ということになります。

 

このことを知っていれば、

どのような兄弟問題が起きても、

言われるがままに支援することは

しないでしょう。

 

ただし、

あなたが高所得者で余力がある

と判断されてしまえば、

兄弟に対して一切の金銭的支援をしない

ということは難しいかもしれません。

 

また、

生活保護をはじめとした社会保障は、

申請しなければ受けることができません。

 

困っているあなたやあなたの兄弟を

積極的に見つけ出し、

手を差し伸べてくれることは

基本的にないのです。

 

だからこそ、

ネットで情報収集をしたり、

役所を積極的に頼ったりすることが

大切です。

 

知識があれば

自身の暮らしや心を

守ることができますし、

 

自身の負担なく

兄弟の手助けができる

可能性もありますよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

兄弟問題を抱えている場合は、

自身の気持ち

現在の生活

法律や制度

を判断材料として

 

助けるかどうか?

決断してみてください。

 

それでも決断が難しく、

気が晴れないという場合は

ソラクルのカウンセラーに

ご相談くださいね。

 

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