「地獄に堕ちるわよ」占い師が見た感想の話
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あの話題のドラマの感想を求められた
ご覧になりましたか?
『地獄に堕ちるわよ』
とある方から「面白いから絶対見て欲しいし、占いやっている人からの感想を聞きたい!」と言われ、興味もあったし私もネトフリに入って見ました。
そこで、今回は占い師目線で感想を書いてみようと思います。

かつてTV番組で「地獄に堕ちるわよ!」と鋭い眼光で言い放つ伝説の占い師・細木数子。
『地獄に堕ちるわよ』を観終えた私は、同業者として共感に包まれていました。
「地獄に堕ちるわよ」パンチの効いた言葉です。
しかし、占いの現場に立つ人間にとって、あの言葉は決して他人事ではないと思います。
なぜなら、私も含め占い師という生き物は、程度の多少はあれどお金や人間関係で「地獄」を見てきた者の集まりだから。
人生の崖に立った相談者がやってきます。
莫大な借金、泥沼の愛憎劇、信頼していた人の裏切り。そんな彼らを前にして、綺麗な言葉だけの綺麗事は役に立ちません。
あのドラマで描かれた彼女の言葉の裏には、酸いも甘いも噛み分けた、生々しい人間臭さが溢れていました。
自分が本当の地獄を見たからこそ、他人が地獄へ向かって歩いている足音が分かってしまう。
「このまま行けば、私と同じ絶望を味わうことになる」
――あの「地獄に堕ちるわよ」という強烈な警告は、突き放しているようでいて、実は崖っぷちの手前で相手の襟首を掴んで引き留める、彼女なりの歪で、しかし深い愛だったのではないかなと思いました。
タロットの愚者の犬というよりか、憤怒の顔で導いていく不動明王みたいに。
画面の奥の彼女の鋭い眼差しに、私は数子の業の深さと、少しの救いを見ました。
今日も
読んでいただき
ありがとうございました♪
松島四季
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