コラム

【松島四季の四季だより】夏至 ~半夏生~

こんにちは!

ソラクル所属カウンセラー

松島 四季です

 

一時期、私のX(旧Twitter)で書いていた

「松島四季の四季だより」をこちらのコラムで書いています

 

ジメジメムシムシの今日この頃

週間天気予報を見るとずっと曇りか雨・・・

なんかすっきりしませんね

湿度も高くて寝苦しいので、

私は寝室にペパーミントを香らせて寝ています

(眠気が飛びそうに思いますが、意外に寝れるんです)

 

七十二候は夏至の末侯(最後の5日間)で「半夏生」です

 

 

半夏生とは

半夏生ず(はんげしょうず)と読みます

半夏という植物が花をつけることから

半夏生という言葉が生まれたとされています

 

半夏は漢方にもなる薬草で

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

に半夏が使われています

 

半夏生までには田植えを終わらせていないと

秋の実りが減ってしまうといわれていました

また、1年の豊作凶作を半夏生のころの天候で占っていました

半夏生の日に雨が降る時は大雨になると恐れられているそうです

 

半夏生といえば、タコ!

関西のスーパーでは、この時期になると半夏生ということで

タコがたくさん出回ります

「稲の根が、タコの足のように四方八方にしっかり根付きますように」や

「稲穂がタコの足(吸盤)のように豊かに実りますように」

との願いが込められています

半夏生の時期には

関西はタコや半夏生餅・香川県はうどん・福井はサバを

食べたりと各地で様々な風習があります

暦と農業は密接に関係していることがよくわかります

今日はタコの料理をいただきたいと思います

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松島四季

アロマセラピストとしてサロンの実務経験後、 アロマ認定校の講師として現在もご活躍の松島四季先生。 悩みとつながる心身への癒し、アプローチ方法はだれよりも熟知されています。
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