【松島四季の四季だより】芒種 ~腐草為蛍~
こんにちは!
ソラクル所属カウンセラー
松島 四季です
一時期、私のX(旧Twitter)で書いていた
「松島四季の四季だより」をこちらのコラムで書くことにしました
さて、突然ですが、みなさんは蛍って見たことありますか?
京都の哲学の道で初めて蛍を見たのは20歳のころでした
いままで蛍を映像でしか見たことなかったのだけれど
実際に飛んでいる蛍を目の前にして
すごく感動したのを覚えています!
なぜ、蛍の話をしたかというと、
今日から芒種の次候の「腐草為蛍」に入ったからなんです
芒種の次候「腐草為蛍」とは
腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)と読みます。
6月10日から15日くらいの期間は蛍が成虫となって光を放つ時季です
古代中国の人々は蛍は腐った竹や草が蛍に生まれ変わると信じられてきました。
蛍は落ち葉の多いジメジメしたところに生息しているのでそう思ったのかもしれませんね
(種類によってはきれいな水のそばの草のあるところに生息している蛍もいます)
ちょうどこの時期に見られる蛍による光の乱舞
なぜ蛍は光を放っているのでしょうか?
蛍が光る理由
蛍が光る理由はズバリ求愛行動です!
オスが飛びながら光を点滅していて、葉の上にとまっているメスと光で会話をしているんだそうです
うまくいけばカップル成立ということになり、次の世代を残していきます
大人の蛍の寿命は約2週間しかありません
命が尽きるまでの期間限定の恋・・・なんかめっちゃ切ない気持ちになりますね
蛍から見習うべきところ
2週間しかない命の中で力の限り求愛行動をする蛍ですが
人間はどうでしょうか?
「ワタシ好きな人ができても、いつも蛙化現象が起っちゃってうまくいかないんですよ~」
なんて、お客様から聞くことがあります
・・・
いやあ~、蛙になってたらアカンでしょ!
同じ虫の字が入ってるけど蛙と蛍じゃ大違いやん!
好きな人がいるなら、短い期間でもいいから力の限り人間の求愛行動してくださいよ~!
恋愛においては蛍化現象になるべし!ということを声を大きくして言いたいと思うのです。
松島四季
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