コラム

2023 / 12 / 11 コラム, 握廻リアス

あなたにとって苦手な人はいますか？

特定の人物はいなくても、

「こんな人は苦手」があるかもしれません。

 

苦手なことは仕方がないんですよ。

 

関わらないで済むなら

逃げればいいです。

 

ただ、

逃げられない時もありますよね？

自身は未成年で、母親が人格否定をしてくる

一生働くつもりの会社で生意気な後輩の指導役になった

電車に乗ったら、マナーの悪い客がいた

などのケースです。

 

苦手な相手と無策で対峙したために

自身が病んでしまったり、

相手と険悪になってしまうのではなく、

 

あなたの広〜〜い心で

ドンと受け入れる方向に

持っていきませんか？

 

今回のコラムでは

そのヒントをお伝えしたいと思います。

 

どうして苦手なのか？

苦手な理由を認識することは、

相手とうまく付き合うための第一歩になります。

 

いくつか例を挙げてみますね。

 

相手のことをそれほど知らない

あなたのことを100%知っている人は

この世に存在しますか？

 

答えは「いいえ」でしょう。

 

全てを知らないのに、

他者は知っている部分だけで

あなたを評価するのです。

 

あなたのことを第一印象で

「怖い人」と決めつけ、

苦手意識を持っている人がいる

かもしれません。

 

なんだか悔しくないですか？

 

逆も然り。

 

あなたは苦手な相手の

ほんの一部しか知らないんです。

 

第一印象や強烈な１エピソードが

そのまま苦手意識に繋がっていないか？

考えてみてください。

 

未知との遭遇

人は知らないものに対して、

怖い、受け入れられない

と思うことがあります。

 

例えば、

障害への無知が招く

障害者へ対する苦手意識。

 

私の実体験を例に出しますが、

学生時代、

自傷する障害者女性を初めて見た時、

恐怖を感じました。

 

残念ながら当時は

みんな違ってみんないい

の水瓶座マインドがなかったのです。

 

自虐はさておき、

それって彼女にとっては

日常なんですよ。

 

私は障害について無知で、

自傷についても見聞きした経験がないから、

受け入れられなかった。

それだけの話なんです。

 

実際、

その後の人生で障害について学んだり、

障害者に関わる機会に恵まれたことで、

障害者に対する抵抗がなくなりました。

 

そして、

積極的に関わりたいとまで考え、

数年間は障害者福祉の職に従事しました。

 

障害者以外でも、

少数派や変わり者と呼ばれる人は

食わず嫌いされがちです。

 

あなたの苦手も、

無知、未経験からくる拒絶

かもしれません。

 

その他

価値観の相違、同族嫌悪など考えられます。

対策

俳優になる

相手のことを苦手と感じているのは

他でもないあなたです。

 

つまり、

あなたがあなたとして

相手に関わらなければ良いのです。

 

一枚仮面を被って、

例えば会社員Aという役になりきる。

 

そうすれば、

上司からのパワハラにあっても、

辛い、怖い、悲しいと思うのは

Aさんであって、

あなたという人間は

直接ダメージを喰らいません。

 

逃げる以外で自身を守る方法、

ぜひ試してみてください。

 

あえて近くで過ごす

見えていない部分が多過ぎることや、

慣れていないことが苦手な原因なら、

あえて近くで過ごして

話をしてみてください。

 

好きな部分が見つかるかもしれませんし、

単純接触効果で愛着が湧くかもしれません。

 

嫌々近づくのは苦痛

でしかありませんので、

 

前向きに仲良くしたいと考えるか

先ほど説明したように

俳優になることを意識してみてください。

 

想像、妄想する

あなたが苦手と感じる言動が

なぜ表に出るのか？

 

その理由を想像してみてください。

 

相手の立場に立って考えるという

シンプルな方法ですが、

 

それでも理解できへんから苦手やねん！

って場合は

激しめの妄想をしましょう。

 

相手がどんな境遇だったら、

その言動を許すことができますか？

 

事実でなくていいんです。

外見からは分からない持病がある

親から十分な愛情を貰えなかった

とか、

悲劇のヒロイン的ストーリー

を作ってしまえば、

受け入れやすくなります。

 

保護者になる

相手のほとんど全部を知った上で、

擁護できない場合もあると思います。

 

もしそうなら、

相手が幼稚だと割り切って

保護者になった気持ちで接してみてください。

 

赤ちゃんが大泣きした際、

あなたは怒りますか？

 

怒りませんよね。

泣くのが当たり前なんですから。

 

そして、周りに人がいたなら

「うちの子、元気でうるさくてすみません」

てフォローを入れますよね。

 

身内認定して保護対象としてしまえば、

大分楽になります。

 

反面教師にする

苦手な相手を反面教師にして、

自身にとってプラスになっていると

思い込むことも一つの方法です。

 

相手の苦手と思う部分について、

よくよく思い返すと自身も該当していないか？

考えてみてください。

 

自身を省みるきっかけになりますし

将来的に相手のようになる可能性があるなら

あの人のようにならないでおこう

と常に意識することができます。

 

あなた（苦手な人）のおかげで

「まともな人間」

または

「成功者」になれた

と感謝できる日が来るかもしれませんよ。

 

色々レベルアップする

同族嫌悪が原因なら、

自己肯定感を上げること

相手に勝てる何かを身につけること

もう一人の自分だと思って優しくすること

等が方法としてあります。

 

無知が原因なら

何歳からでも勉強しましょう。

座学で知識を蓄えることも、

交友関係を広げることも、

器を大きくするために役立ちます。

 

まとめ

いかがでしたか？

 

苦手な人を受け入れる方法は様々。

 

俳優になる

あえて近づく

バックグラウンドを妄想する

保護者になる

反面教師にする

色々レベルアップする

etc

 

 

器の大きい人間になるには

時間がかかります。

 

まずは

「苦手で辛い」

までで思考・行動を止めず、

前へ進んでください。

 

 

もちろん

一人で前に進むのが難しいなら

ソラクル所属のカウンセラーを

遠慮なく頼ってくださいね！